釣行に向けて

船からのキス釣り ~船釣り入門に~

船釣りの入門として真っ先にあがるのがキス釣りです。春から秋の比較的波が立たない時期がターゲットで湾内など穏やかな場所がポイントになることが多いからです。
キスは投げ釣りで釣れれたことのある人が多いのではないでしょうか?遠くまで投げないと釣れないとか、朝の一時しか釣れなかった経験はありませんか?
船から狙うキスは確実に釣れます。手軽な道具で始めての人でも大丈夫です。家族や友達と一緒に気軽に出かけてみませんか?

1.船からのキス釣り用の道具

  • 竿 短くて軽い竿なら何でもOK。錘負荷も10~20号でほとんどの場合大丈夫です。ただ釣果を上げようと思うとキス専用ロッドの方がいいですね。以前Daiwaの極鋭キスという高価な竿を使ったことありますが、5cmくらいのピンギスでもアタリがわかりました。夏キスを釣ってると知らないうちに付いてたなんてことがありますよね。手返しよく釣るためには竿も重要な要素の一つです
  • リール 浅いポイントならスピニングリールを使いちょい投げで広範囲を探る方が釣果は上がります。基本船は流し釣りになりますので両軸リールで足下を釣る釣り方でも問題はありません。
  • 仕掛け 市販のキス釣り仕掛けが手軽でいいですね。船専用の仕掛けが色々あります。針は3本がいいでしょう。釣れるキスのサイズで針の大きさは決めてください。キス天秤を道糸に付け、その先に仕掛けを付けます。錘は潮の早さと水深で決めてください。10~30号くらいの錘を持って行って試してみるのがいいでしょう。根掛かりが付きものなので仕掛けは多めに準備してください。
  • エサ イシゴカイでOKです。半日の釣りなら1竿500円くらいの分量が目安です。針を隠すようにエサをさします。長く出し過ぎると先だけ喰っていくことがあるので、基本は1~2cmだけ垂らすように途中でエサを切ります。食いが悪くなると1匹掛けや房掛けにしてアピールすることも重要です。

キス釣果

2.船からのキスの釣り方

錘を底に落として魚が喰いつくのを待つだけです。喰いがいい時間帯は何もしなくて釣れます。悪くなると錘を上下に動かしたり、ちょい投げして引き釣りしたり、魚にエサをアピールしてください。アワセは軽く竿を上げる程度で、大きなアワセは不要です。
キスに針を飲み込まれることがよくあります。そういう場合はエラに親指と人差し指を入れて引っ張ると外れます。もちろん強く引きすぎると糸が切れますのでご注意を。
数を多く釣るコツはとにかく手返しの早さです。船の上や投入するときに仕掛けを絡ませないこと、エサを素早く付けること、魚を早く外すこと。この3つができれば確実に釣果は上がります。

3.どのくらい釣れる?

キスを船から専門に狙うのであれば、最低30匹は釣りたいですね。サイズも20cmを超えれば立派なキスで、天ぷらだけでなく塩焼きや刺身にも使えますよ。中には30cm前後の大キスが釣れる場所もあります。30cmを超えれば魚拓もんですよ。
キスを狙っていると色んな魚が釣れます。シモリが多いところならベラやカワハギが定番です。キスと同じポイントでトラギスやガッチョ(テンコチ)なんかも釣れてきます。後は小さめのキスを餌として置き竿にしておくとヒラメやマゴチが釣れることもありますよ。色々楽しんでください。

キス釣果




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