釣行に向けて

船釣りのすすめ

《船釣りの良いところ》

なぜ船に乗って釣りに行くのか?それは季節、場所それぞれに違った魚が確実に釣れるからです。
岸からの釣りの場合、手軽に行ける釣りでは小物ばかりだったり、人がいっぱいで早くから場所取りに行ったりしなければダメですよね?遠くまで行ったのに残念な結果だったことありませんか?
もちろん磯釣りや投げ釣り、筏釣りなどそれぞれが違った魅力を持っていると思います。「手軽に」「確実に」「美味しい魚を」釣るという目的では船釣りが一番だと思っています。遊漁船の場合、プロである船頭がその時期釣れているポイントまで釣れていってくれるのですから当然ですよね。自分で船を持ってる人は、広い海を自由気ままに動けるというのが一番ですね。自分でポイントを見つけて爆釣したときなんか、他では味わえない喜びがありますよ。

《船釣りのデメリット》

真っ先にあがるのが船酔いです。こればかりは一度経験すると二度と乗りたくないという人が多いです。始めてのときから酔わない人もいれば、波のない穏やかな海でもずっと酔っている人もいます。車などの乗り物に弱い人は予め酔わないような対策をしていくことが重要です。しかし慣れという部分も大きいのも事実ですのでなんとか最初を乗り越えて船釣りを好きになってください。

(酔わない為の対策)

  • 体調を整える:間違っても徹夜して行ったり、前の日に飲み過ぎで船にならないこと。
  • 天候を見て決める:天気予報を見て、風の強い日、波の高い日は思い切ってキャンセルする。
  • 酔い止め薬を飲んでおく:アネロンなどほんとよく効くみたいです。薬局で聞いてみてください。ただし三半規管が麻痺して車の運転に支障がでるような場合もあるのでご注意を。
  • 徐々に難易度を上げていく:体の慣れを作る目的で、湾内の釣り→穏やかな海の釣り→潮の流れの速い釣り→夜釣り のように比較的酔いにくい釣りから始めてください。

次に金銭面の負担がありますね。遊漁船の場合はお金を払って乗船する必要がありますので。大阪湾近辺の乗合船の場合、1人5千円~1.2万円くらいが相場ですね。仕立船の場合、大きさや釣り物によって大きく変わってきますが最低でも1人1万円くらいは必要になってきます。最近は釣人家のように5千円を切るような船も出てきました。予算と合わせて決めて下さい。なお値段の低い遊漁船はそれだけ人を乗せているということもお忘れなく。人気のターゲットが釣れている休みの日などは満席で釣り物によってはオマツリの嵐になりますので。




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