アコウ(キジハタ)という魚を知ってますか?幻の魚とも言われもし魚屋で50cmクラスの物が売っていれば確実に1万円以上する高級魚で、白身の魚で刺身に鍋に煮付けに酒蒸しに、何で食べても美味しい魚です。
この魚が船からたくさん釣れます。釣りの腕前も入りません。釣るコツは魚がいるポイントを見つけること、これが難題です。遊漁船がいつも行くポイントには大型はいません。釣るには自分で船を出してポイントを見つけるしかないでしょうね。。。
1.アコウの釣り方
アコウは水深がある大きな根に潜んでいます。小型なら波戸でも釣れないことはないですが、大型は水深30m以上の根を根気よく探して下さい。誰も釣ったことのないポイントが見つかれば爆釣できますよ。魚探で見て根がハッキリとわかるようなポイントにいてます。私も過去そういうポイントを見つけ、行く度に50cmオーバーを数本釣って帰ったことがります。それも実質30分程度の時間で。根魚は釣る切るとその場所にはいなくなりますので間引くようにしばらく通ってました。
- 釣り方
まずはエサを確保することが重要です。基本は小イワシ、小アジなどの活き餌で狙います。遊漁船なら用意してますが、自分の船なら港まわりで釣るか、釣エサ屋で買っていくかですね。そういう意味での釣りシーズンは小アジが釣れる夏~秋になります。仕掛けはシンプルに胴付き1or2本針で。枝の長さも50cmもあれば充分です。ハリスは根魚だけを狙うのであれば5号のあれば大丈夫です。もし青物が来るようなポイントならもう少し太めにした方が安全でしょう。針は大きめの針で、丸セイゴの17号くらいがお勧めです。針にエサの小アジを付けたらポイントに向かって投入、魚がいれば即釣れます。しばらく待ってアタリがなければ次のポイントを探して移動しましょう。また小さい根魚が釣れた場合も基本同じです。根魚は大きい物から釣れますので、小さいのが釣れたポイントには大きい物はいません。 - 道具
根魚だけを狙うのであれば錘負荷だけ合わせていれば特にどんなものでも大丈夫です。他にヒラメや青物も釣れる場合は胴調子(6:4くらい)の方がいいでしょうね。基本水深のあるポイントを狙いますので電動リールも必須だと思います。アコウはガシラ(カサゴ)と比べると水面まで引きます。大型の場合取り込みはタモで確実に行って下さい。
2.他にどんな魚がつれるの?
活き餌を使った根魚釣りの醍醐味は色んな魚が釣れることですね。アコウ、ガシラ、メバル、青ハタなどの根魚はもちろん、ヒラメやマゴチ、ハマチやヒラマサなどの青物、スズキやアオリイカが釣れたこともあります。どれも食べて美味しい魚ばかりですよね。未知のポイントを見つけ、何が釣れるかわからにところに活き餌のついた仕掛けを投入する。するとエサが暴れ出してググ-、ズドン!。ドキドキワクワクで楽しいですよ。