春恒例のホタルイカ掬いに行ってきました。3~5月の新月の前後にだけ、ホタルイカが岸に打ち上げられる現象が富山湾でのみ発生します。これを網で掬うだけなのですが、ポイントであったり、時間であったり、なかなかタイミングを合わせるのが難しいです。また近年土日はすごい人が集まるため、岸で待ってるだけではなかなか救えません。それなりの装備が必要になります。
必要な装備
1.防波堤から掬う。
イカを集めるためにライトが必要です。はっきり言って明るい者勝ちです。みんな発電機を持参しかなり明るいライトを照らしています。
また波止の上から掬うので3mくらいの長いタモも必要です。
水に入らなくていいので寒くないのが一番です。車を横付けできる所もあるので待ち時間を潰しやすいのもいいです。デメリットは発電機が必要なことと、場所取りが大変で、簡単に場所移動できないことです。ライトを簡易的にして試しましたが、正直イマイチでした。隣に明るいライトの人が来るとそっちに流れていきます。
2.海岸から掬う。
ヘッドライトと短めの網があればなんとかなります。が、人が多いときは水に入らないと勝負になりません。岸に流れ着く前に掬われてしまうので。そのためにウェーダーが必要になります。メリットは移動しやすいこと。数が上がっているポイントを確認し移動することも可能です。
デメリットは寒いこと。5月になればまだいいですが、3、4月はかなりの防寒がいります。また場所によっては滑ります。念のため着替えは多めに持参しましょう。
また大量にとるならライトで集めて一気に掬う方に軍配が上がります。あとは立ちっぱなしなので疲れます。。。
本日の結果
今回は魚津の海岸のポイントに行きました。夜は気温が下がり車で表示されてる温度はなんと『2℃』。真冬並みですね。とにかく寒かったです。ウェーダーを履いて防寒スタイルで臨んでもずっと海に浸かっていることはできませんでした。
休憩に上がると、戻る時に入る場所がなくなるくらいの人の多さもあって、結果はもう一つ。流れてくるイカをぽつぽつと掬っていく感じで、3時間くらい頑張ったんですが、全部で70パイほど。まあ自分達が食べる分くらいは確保できたのでヨシですが。
富山の日本酒
富山は美味しい日本酒がたくさんあります。富山に行ったらいつも3、4本買って帰ります。
入手困難で現地でもなかなか手に入らない『勝駒』。ネットで買うと720mlで5000円はします。
『羽根屋』『林』も美味しいお酒で、現地では比較的簡単に手に入ります。
私はいつもクーラーボックスを持って行って、『生酒』を買って帰ります。
このお酒でホタルイカの天ぷらやしゃぶしゃぶを味わう、、ほんと最高ですよ!