毎年恒例の富山のホタルイカ採りに行ってきました。今年は新型のコロナの影響で自粛していましたが、緊急事態宣言の解除、即行動です。
ホタルイカの身投げは3~5月の新月の前後だけ発生するのでそれに合わせていく必要があります。3月が一番採れ、5月はあまり期待できないとの情報を得ていましたので、まあダメ元のつもりで行ってきました。
今回は集魚灯と4mのタモを購入し、港の防波堤の上からイカを集めて捕獲する作戦で臨みました。
こんな感じで硬めの投げ釣りの竿の先にハピソンの水中集魚灯を付けて水面下につけます。竿はレンガブロックに竿受けを取り付け固定しました。
本格的に採りに来ている人は発電機を持ってきて明るいライトを照らしてやっていますが、年1,2回のためにそこまでできません。簡易にできる方法を模索しました。
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セットしてしばらく待機後、様子を伺うとホタルイカが1匹います。慌ててタモで救おうとしますが、集魚灯をやや深くまで沈めたためか、イカも水面には浮かんでなく思うように救えません。残念ながら逃げられてしまいました。そこから集魚灯を水面ギリギリにして再度待ちます。10分に1匹くらいでしょうか、時々イカが現れて長いタモを駆使し掬っていきます。
しかしなかなか数が伸びません。やむなく去年よかったポイントまで移動します。
なんとこっちでは岸からライトを照らして見るだけで多数のホタルイカが確認できます。ウェーダーを着てヘッドライトを付けていざ出陣!
次から次へとイカがやってきます。一救いに数匹、タモに10匹以上入れてバケツに入れに行く、の繰り返しです。水面に漂っているのもいれば、底にいてるやつ、水面を高速で動いているやつもいます。
残念ながら写真には写せませんでしたが、ホタルイカは掬ってすぐは青白の光を足の先から放ってほんと綺麗です。
時間にして30分くらいでしょうか、掬いまくって軽く200匹を超えました。まだまだ次の群れが押し寄せてきそうですが、もう満足!短い時間ですが楽しいひと時を過ごせました。
結局いつもの浜へ入ってのホタルイカ掬いでこれまでで最高の数を採ることができましたが、準備した集魚灯での効果は?でした。周りもあまりとれてなかったようなので、また来年港の中まで大量に入ってきてる時に試してみたいと思います。