2022年

2019/5/4(土) 富山ホタルイカ 3回目のチャレンジで初ゲット

富山県までホタルイカを取りに行ってきました。
今回で3回目のチャレンジ。過去2回は全く取れず、姿すら見れずに終わっていました。
これで最後!と思いつつ、入念に下調べをして行ってきました。

1.ホタルイカ掬いとは?

ホタルイカの『身投げ』と言われる行為で3~5月の新月の時期にだけ海岸に押し寄せてきます。
それを網で掬うだけ、、、なのですが、条件が難しくなかなか出会うことができません。

・月に1回ある新月の前後数日、夜22時から明け方まで。満潮の時間がベスト
・風の強い日はやってこない
・日によってやってくる場所が違う

が基本の条件のようです。
とにかく深夜に活動する必要がありますので、車の運転には注意してください。

2.場所

富山湾に面した海岸、港がポイントになります。
今年は魚津の補助港というところに行ってきました。
まあとれるところはたくさんの人がいますので、海岸沿いを車で走らせればすぐに見つけることができると思います。

3.採り方

大きく分けて2通りの方法があります。
一つは漁港で集魚灯をたいて、明かりに寄ってきたところを一網打尽にする方法
数とるならこの方法ですね。各サイトで紹介しているような大量にとっている方はこのやり方だと思います。
問題は発電機とかなり明るいライトがいること、またタモも長いものが必要になります。
もう一つは海岸に押し寄せてくるイカを網で掬うやり方。砂浜に打ち上るのをとると砂を噛んでいることがありますので、海にいるうちに掬う必要があり、水に浸かってとる方が有利になります。この時期はまだ水が冷たいので、ウェーダーは必須ですね。また真っ暗な海岸ですので明るいヘッドライトも必須です。

4.魚津補助港にて

今回は富山観光のついでに行ってきました。立山観光のあと食料を買い出しして現地へ。
最高の天気で絵葉書のような写真が撮れましたよ。

夕方19時に港に着いた頃にはたくさんの車がいてます。
早くても22時くらいにならないと採れないので駐車の場所を確保しのんびりと食事や仮眠をします。
気が付くと周りは集魚用に灯りをつけた人たちでごった返しています。車のナンバーを見ると遠方の方ばかりですね。。。
発電機に集魚灯、長いタモと完璧な装備です。
23時くらいからあちらこちらで歓声が上がり始めました。ポツポツととれ始めたようです。
我々はバッテリーにインバーターを付けた普通の電灯なので明るさに対抗できません。。。
それでも近づいてきたホタルイカをなんとか1ハイ捕獲できました。初めて見る生きたホタルイカ、感動ものですね。
掬い上げると触手の先が青く光っています(写真に写っていなくて残念。。。)
しかし明るい集魚灯を使っている隣では一度に数ハイずつ掬っています。
これでは勝負になりません。1時間ほど粘りましたが諦めて場所を移動します。

海岸に移動しました。なんと海岸線に青い光があちこちに見えます。
慌ててウェーダーを履いて、ヘッドライトを付けてそこに行きました。
『いるわ、いるわ』これがホタルイカの身投げですね。次から次へと海岸に打ち寄せてきます。
藻にからまって光っているやつもいます。ほんと木にいてるホタルみたいですね。
掬ってはクーラーに入れに戻る、を繰り返します。
時間にして30分くらいでしょうか?あっという間にいなくなりました。どうもまとめて押し寄せて来ていたようですね。
次の押し寄せを待つかどうか悩みましたが、もう2時を回ってますし、100ハイ位は掬いましたのでこれで充分です。
大阪に向けて帰路につきました。

後で調べるとその時間から岩瀬漁港などでたくさん掬えたみたいですが、魚津の方はダメだったようです。
日と時間によってどこに押し寄せるか、、その見極めが難しいですね。

ホタルイカのしゃぶしゃぶ

ホタルイカのペペロンチーノ

 




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