例年なら日本海のマイカは夏~秋に行くのですが、ビックフィッシングの情報で越前でマイカが釣れているというのを見て、思わず翌日の朝予約を入れました。
春先の産卵のために浅場に寄ってくるマイカを狙いに越前まで行きましたが、さて結果は?
1.越前福丸
今回は乗合船なので、福丸さんにお世話になりました。
夏からのシーズンは直前の土日は空いていないことが多いんですが、さすがにこの時期はガラガラのようで、行ってみると4名という仕立船よりも広いスペースを使っての釣りができました。
丹後半島から東では『マイカ』と呼ばれるケンサキイカの釣りは小浜周辺からの出船が有名ですが、小浜の場合、港から1時間~1時間半かけてポイントまで行くことが多く、沖上がりは1時をまわるなんてことも普通です。
でも越前の場合は30分も走ればポイントという近さなので、越前で釣れている時はこっちを選ぶことが多いですね。
その越前での有名な乗合船が福丸さんです(越前 福丸)。小浜にも同じ名前の遊漁船があるので間違えないように。
ただ半夜釣り(15:00~23:00)の場合、夕方にタイやアジなどの魚を狙いますので、イカだけを狙いたい人は深夜便で行くか、仕立船にした方がいいかと思います。
2.タイ狙いで釣り開始
まずはオキアミをエサに魚狙いでの釣りです。ポイントまでは10分ほどの距離。水深50mくらいの所です。
まあ正直ここで釣れる魚は小物ばかりなので、あまり頑張るつもりなく、胴付き仕掛けとエサのオキアミだけを準備して行きました。
ところが釣り客が少ないので、もう1人の人はなんと完全フカセ、まじですか~。乗合船でこんなことができるなんて知りませんでした。。。
私たちはせっせとカゴにオキアミを入れては降ろし、エサ取りと戦いながらの釣り。結果30cm前後のマダイ1匹、チダイ4匹とウマズラハギ1匹という釣果でした。
完全フカセで釣っていた方は50~60cm前後のマダイを3匹上げていました。おそるべし完全フカセ。。
といってもフロロカーボンを巻いた電動リールは処分して持ってないので、わかっててもできなかったんですけどね(笑)。
3.マイカ釣りへ
日が沈んだ頃、ようやくマイカ釣りの開始です。
船頭と話をすると、沖のポイントは昨日、サバとアジに邪魔をされてイカはもう一つだったとのこと。
浅場のポイントをメタルスッテで狙いますか?とのことだったので協議の結果そっちへ行くことになりました。
水深30m。この浅さでのイカ釣りは初めてです。浮きスッテとメタルスッテの2本竿を用意します。
浮きの方は枝の間隔の短い7本針にします。それでも巻き上げは20mもないので上げ下ろしに忙しいんです。
浮きスッテの仕掛けをセットし終わった頃、何やら仲間のメタル仕掛けの竿にアタリがあったようです。
初めてのイカ釣りでアタリが分からなかったようですが、予想外についてすぐのアタリに期待が持てます。
するとすぐに浮きスッテの方の竿がアタっています。キタ~!
慎重に巻き上げると、胴長20cmほどのマイカが1匹付いていました。幸先良し!です。
仲間のメタルスッテの方も竿が曲がっています。無事初マイカをget!。30cm近い良型です。
負けじと浮きスッテは電動リールの自動巻き上げで放置しながら、メタルの方に集中していると、グン!
来ました!、、重い。。小型の両軸リールを使っているのでなかなか巻けません。。。
一巻き一巻き力を入れながら慎重に上げていきます。そしてなんと!
50cmと30cmが2匹付いていました。50cmは間違いなく自己記録です。
このサイズのイカのことを『パラソル』って呼びますが、ほんと子供用の傘くらいの大きさに思えます(大げさです(笑))。
それからもイレグイとはいきませんが、ポツポツとイカを釣り上げていきました。
最初のうちはメタルスッテに良型が、途中からは浮きスッテに小型が釣れるといった感じでしたね。
全体的に型がよく、平均25~30cmくらいあったんじゃないでしょうか?
途中スルメイカ(麦イカ)が混ざりながら数を増やしていきます。
23時までの実質4時間の釣りで、30パイ以上は釣りましたよ。
シーズン先駆けのマイカ、満足行く釣果になりました(笑)。
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