2017/4/22(土) 釣り場:淡路由良 若潮 天気:晴
今シーズンの初船釣りはいつものアトム号でトローリングに行ってきました。
ってトローリングと言えば聞こえは良いですが、実体は『漁』です(笑)。
とは言え釣り物の少ないこの時期にサワラが狙えますので、毎年この時期限定の年間行事になりつつあります。
今回もメートル級のサワラがゲットできました。
1.サワラ狙いで釣行開始
アトムさんは2日前にも行ったらしく、そのときはサワラとメジロが大漁だったとか。期待満々でマリーナに向かいます。
朝イチがいいとのことなんで、5時半に集合、夜明けとともに出船です。ほんと漁師ですわ(笑)。
なんでも『エバ仕掛け』と呼ばれるものがいいらしく、10本ほどのハリを付けた全長100mほどの仕掛けを投入し流し始めます。
参考までにこんな仕掛けです→エバ仕掛けの作り方
予報以上に風が強く大きく揺れながら、ひらすら微速前進。
2.テッポウ釣りって
「数打ちゃ当たる」から来ているんでしょうね。ハリをたくさん付けた仕掛けをただ引っ張るだけです。
とは言え、仕掛け作りやそれを引くための装備が大変なんですが。
この釣りの良いところは、
- 釣れる時は一気に数が上がる
- サワラやブリなど普段なかなか釣れない大型の青物が釣れる
逆に良くないところは、
- ハッキリ言って『釣り』ではありません。釣りの醍醐味などなく、ほんと『漁』です。
- アタリがないと、ただ船を走らせるだけの時間が何時間もあります、私がやる中で一番暇な釣りですね。
そんなこんなで今日も期待に反してただ時間だけが過ぎていきます。
3.サワラGet!
釣り初めて1時間ほどで明確な魚のアタリがありました。期待をしながら仕掛けを引き上げます。
とは言え、私は船頭の助手として手伝うだけですが(笑)。船頭が糸をたぐり、私がハリを取ってひとつずつかけていきます。
しばらくして上がってきたのは、残念ながら、50cmほどのハマチ1匹でした。
それからもアタリらしくものがあり何度か回収しますが、どうやらゴミや漂っている海草、クラゲなどが引っかかって、魚のアタリに見えるだけのようです。
退屈でスマホを見てる時、大きく竿が曲がりました。今度は確実に魚のようです。綱引き状態での格闘開始、重い~と言いながら、ようやく上がってきたのはメートル級のサワラです。
タイミングを見計らって船頭がギャフで取り込み、しかし腹に突き刺したらしく、卵が飛び散りながらになりましたが無事ゲット!。
サワラはデリケートな魚で、船上で暴れさせたりするとすぐに身割れをおこすため、手早く締めて、血抜きをします。
なんでも長崎のサワラ漁師は、釣れたサワラを締めて、すぐに氷詰めの発泡スチロールに1匹ずつ入れ、そのまま出荷まで魚を触らないのだとか。。。
さあ時合いが来た!と一気にモチベーションが上がります。が、、またしても音沙汰無く時間だけが過ぎていきます。
ほんとヒマ~な釣りです。。。幸い風も収まってきて、のんびり半分居眠りをしながらスマホを見てます(笑)。
あまりに釣れないので釣友と連絡をとると、違う場所でメジロ、ハマチ入れ食い!との情報があり、サワラを諦め、淡路島の南方側へ大きく場所移動です。
到着後、入れて即大きなアタリがありました。ゴンゴンゴンと竿先が大きく動いてます。
これはでかい!、と期待しならがら巻き上げを手伝ってると、なんと、ハマチが4匹。。。
でもメジロ1匹の方が嬉しいんですよね。。ハマチって刺身(ヅケ)以外の食べ方知りません(笑)。
まあタンパク源の確保、と言いながら同じところを流します。
しかしその1回だけで、その後は全くアタリがなくなり終了となりました。
5時半に出船、15時に帰港、10時間近く海に漂っての釣果です。しかも取り込みは3回だけ。。。
サワラはしゃぶしゃぶで頂きました。ブリとは違った上品的な味でほんと美味しいですよ。是非おすすめします。
食べて美味しいから退屈な釣りも我慢できますよね~。
さあ本格的に釣りシーズン開幕!です。
ゴールデンウィークはキス釣りにでも行きますか。