2016/8/12(金) 釣り場:若狭沖 中潮 天気:晴
マイカとは何?
毎日暑い日が続きますね。こうも厚いと日中の釣りは避けて夜のイカ釣りがいいですよ。例年日本海では7月頃から10月頃までがマイカ(ケンサキイカ)が釣れる時期になります。特にお盆を過ぎた頃からが最盛期でイカでクーラー満タン、というのも夢ではないんですが。今年はどうもイマイチのようで。
ところでケンサキイカって関西だけでも色んな呼び方があるの知ってますか?丹後半島の東側、若狭や越前ではマイカ、西側ではシロイカ、南紀の方ではアカイカと呼ばれています。九州で有名な呼子のイカもケンサキイカです。大阪市内の居酒屋で活きイカがあったりしますが、高いんですよね~。中型サイズで3000~5000円くらいしますがほんと美味しいんです。
いざ小浜の海へ
今回は盆休みでクラブもなく暇にしていた息子と2人で小浜にある「かどや丸」さんにお世話になりました(http://minnaga.com/kadoyamaru/chiyoka.html)。最近乗合船で行く時はこの船に乗ることが多いです。小浜の船は夕方アジなどの魚を釣ってからイカを狙いに行く2本立ての船が多いですが、この船はイカオンリーです。私は魚はいつも釣っているのでイカ狙いだけの方がいいんです。また船頭が優しく気さくなところも選ぶ理由の1つですね。ただ場所は先着順なんで良いところに座るには早めに到着する必要ありますが。今回も15時には到着してのんびりと準備を始めました。
マイカ釣り
今回は浮きスッテとメタルスッテの両方を準備し、息子にメタルスッテの竿を渡して釣ることにしました。去年来た時はなぜかメタルにばかり大型が乗ってきたことがありましたので、どっちがいいか試そうというのが狙いです。17時に出船しおよそ1時間半かけてポイントに到着です。小浜はこのポイントまでの遠さが難点なんですよね。乗合船が多く気楽に行けるのはメリットなんですが。
今回は実は秘密兵器を持ち込んでます。なんとか活かしたまま家までイカを持ち帰りたく、イケスを船に持ち込みました。イケスと言っても安物のクーラーを改造して作ったものです。写真とるのを忘れたのでまた次回行った時に説明しますね。
まだ明るい中釣り開始です。が、全然釣れません。そのうち集魚灯に火が灯り、周りもすっかり暗くなりました。いつもならこの時間から釣れ始めるのですが、周りを見ても全然釣れません。スッテを変え、サソイ方を変え頑張りますが、いっこうにアタリがありません。釣り始めて2時間くらいでしょうか、やっと小型が浮きスッテに乗りました。さあこれから、、ダメですね。30分に1匹くらいの低ペースです。業を切らした船頭がポイント移動を判断しました。少し移動して再開、さあ気合い入れ直し、、しかしここでもポツポツで数が増えません。しかもサバの大群が入ってきました。こんなの始めて見ました。船の周りをサバのナブラで沸き返ってます。浮きスッテを上げているときにサバが食らいついてオマツリだらけで釣りになりません。
やむなくメタルスッテに変更し、素早く落としますが、水深50mにもサバがいてます。こりゃダメだ。。。30cmくらいのサバと戦いながらの釣りになりました。
釣果
なんとかサバをかわしながら頑張りましたが、2人で20~40cmのマイカ10数匹の散々な結果になりました。でもその中で比較的大きいものを2匹イケスに入れて持ち帰り、無事家に着いても活きていました。飴色でコリコリ歯ごたえがあって美味しかったですよ。また次回もイケスを改良して臨もうと思ってます。