小型船舶免許更新

小型船舶免許更新の更新に行ってきました。
免許の更新は5年毎に必要になりますが、自動車免許とは色々違う点がありますので整理してみました。
特に「更新案内のはがきが来ない」のでよく更新するのを忘れます(笑)。
私は過去一度忘れて失効させますし、今回もギリギリで思い出しなんとか間に合いました。

1.自動車免許更新との違い

  • 5年毎の更新。
  • 更新案内のはがきが来ない。ただし免許を取得したときの業者などから送ってくることはあります。
  • 免許更新講習と免許証の発行が別。免許証の発行は自分で申請するか、手数料を払って業者に任せるかのいずれかです。
  • 更新は有効期限の1年前から可能。従って期限切れに気づいたタイミングで行うことをお勧めします。
  • 更新講習の受講は予約制で基本受講日の1週間前までに予約が必要。開催日時は場所によって異なりますので、
    JMRA(日本海洋レジャー安全・振興協会)のサイト(https://www.jmra.or.jp/)で確認してください。ここからネット予約もできます。
    業者を通して更新手続きする場合はそちらで確認ください。
  • 期限内に更新できなかった場合は失効となりますが、失効講習を受ければ問題ありません。ただし講習時間と費用が余計にかかります。もちろん更新までの間免許は無効になります。

2.更新費用

  • 講習料:\3,450
  • 身体検査料:\750
  • 免許更新印紙代:\1,350

業者を通じて申請する場合はそこの手数料¥3,000~¥7,000くらいが上乗せされます
しかし業者がやってくれるのは、講習の手続き(→自分でもサイトから簡単にできる)と免許証の発行代行と(→45分程度時間があれば自分でもできる(後述))、郵送(→自分でやればその日に手渡しされる)だけで、お金が余っている方以外は「自分で更新手続きを行うこと」お勧めします。
前述の「業者からはがきが送ってくる」とはこういうことなんです。
業者が自分のところを通じて更新してもらいその手数料を稼いでいるわけです。
実はほとんどの方が知らずに案内に従うまま申請しています
今回も受講者50人ほどいて、自分で申請した人はそのうち7人だけでした。

3.更新方法

ここからは自分で申請を行う方法について記載します。

更新に必要なもの

  • 写真2枚(3.5×4.5cm)。1枚は講習用、1枚は免許証更新用です。
  • 申請書。JMRAのサイト(https://www.jmra.or.jp/)からダウンロードできます。
  • 現在の免許証
    ※住所や氏名が変わった場合、免許証を紛失した場合など別途必要なものがありますので詳細は上記サイトを確認ください。

講習の予約

1週間前までにJMRAのサイト、または電話、FAXで予約してください。
土日もやっている時があります。

4.大阪の場所と手続き

講習会場は大手前センチュリービル、関空マリーナになります。
大手前センチュリービルは京阪・地下鉄天満橋、またはJR大阪城北詰から徒歩10分ほどの所にあります。
ここで更新の場合は身体検査(視力測定のみ片眼0.6)、約1時間の講習があります。
終わると証明書をもらえますので、それを持って谷町4丁目にある大阪合同庁舎4号の11F海技資格課に行き免許証を更新します。
徒歩で20分くらいでしょうか。13:30からの講習の場合、あまり余裕はありませんので講習が終わればそのまま直行する感じですね。
免許証の更新は別の日でも構いませんが免許の有効期間内に行う必要があります。

 

免許証更新に必要なもの

  • 申請書2部(講習会場でもらえます。例に従って記入するだけです)
  • 写真(3.5×4.5cm)。そのまま免許証の写真になります。
  • 現在の免許証
  • 収入印紙\1,350。合同庁舎でも買えますが場所がわかりにくいので、大手前センチュリービル2Fで買って行った方がいいです。

約10分ほど待ったら新しい免許証を頂けます。わからないことがあっても優しく教えてくれますよ。

これで終了。徒歩での移動と手続きを急いでやれば30分で終わります。

余談ですが、2級免許の方は更新タイミングで1級へのランクアップをされてはいかがでしょうか?
学科試験に合格すればランクアップできますよ。
自力で勉強する場合、専用の本と勉強用の海図、大型の三角定規を購入してそれなりに時間をかけて学習する必要はありますが、まあ一般の方はほとんど合格できると思います。

 

  • B!